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コンサート・フォー・ジョージ(その2)

(つづき)
1ヶ月ブログ放置してましたー。
で、なんだ。ジョージ(庭師)の作品の素晴らしさについて。

この追悼コンサートは本人が他界している以上、必然的に大カバー祭りになっているのですが
「他のミュージシャンにカバーされた時のジョージ(庭師)の作品の説得力」て、
本人が歌った時以上に、強く感じられる気がする。

こー言ってもジョージ(庭師)に失礼トハ思ワナイ。
なぜならあの人は、自分でもそう思っているに違いないので(^^;。

作者本人の歌唱には、正直なところ、一種イマイチな面があることは否めないんですよ!

ただし、もちろん、そこにこそ独特の魅力があるんだぜ。
それに、活動時期によって声質やベクトルに一定範囲の変化がある。
だから一概には言えないけれども、しかし
「わたしは一介のミュージシャンに過ぎない」
と本人の言のとおり、
少なくとも、「ボーカリスト」の看板を掲げて商売やってた人ではありませんし。

だけどカバーでは、基本的にボーカルに引っかかりがない分
曲自体の完成度が際立つ気がするのよね…
例えば遺作とも言える「Horse To The Water」の、
サム・ブラウンによるカバーあたりに一番それを感じます。
パワフルで、ジョージ(庭師)の作じゃないみたいだ。
曲自体は非常にオッサン臭いんだけどさ。オッサンなので、好き。
あとは、ポール・マッカートニーによる「For You Blue」も
「Let It Be」のバージョンしか知らない自分にとっては
これってこういう曲だったのね!て感じの演奏だった。

それにしてもどの曲もまたどの曲も
演奏者のなんと楽しそうなことよ。
観客の表情もいいんだ。
こうやって、(自分の追悼の場ですら!)その音楽で人を笑顔にできる。
本当にすばらしい「一介のミュージシャン」じゃないですか。

音楽やってる人ならね。見てると
自分もその場に居合わせたいと思えること必至の、ライブ記録です。

なんか考えてみたら、このコンサートのDVDって
実はジョージ(庭師)作品への、入門編的なものとしても
持ってこいかも。とも今思った。お勧めです。
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(2003/11/19)
ジョー・ブラウンエリック・クラプトン

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