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ピアノ三重奏曲第2番

F.メンデルスゾーン、1845年の作品。
作曲者36歳の、そして最晩年に属する作。

昨日ギターをいじってたら第1弦がはじけ飛びました。
よく考えてみたら、この弦、
今を遡ること11年前に、ギターを弾けないくせに「エレキギター四重奏曲」を書き
当時やってたアンサンブルの定期演奏会で、人前で演奏しようという時に替えて以来、
一度も替えたことがない弦だった。練習の時に切れた覚えがあるので間違いありません。

いやあ呆れた話だ。
まあでもそれ以外の弦はギターを買ったとき以来替えていないので、それよりはマシです。

ちなみに上記エレキ四重奏はE.ギターにバイオリン・ビヨラ・チェロ
各1本という編成だったんですが、それぞれのパートを、普段違う楽器を弾いている人間が
演奏する、という企画だったもので、当然のごとく本番で止まった。という、
思い出深い曲です。

室内楽が好きです。
特にピアノと弦の曲がすきなんです。

昨日CD棚を眺めていたら、久しぶりにメンデルスゾーンのピアノトリオが目に留まったので
これが大好きだったのを思い出して聞いてみました。

1番と2番のカップリング。
1番も好きだったなあ。かつて。
相当ヘビーローテーションしてたのを思い出します。だけど
聞きすぎたせいか、1番は最終的には甘ったるさが耳につくようになり、
ある頃から全く聞かなくなった。
今は2番が断然好きです。

メンデルスゾーンの曲ってなるほど、かっちり上手く作ってある、と思うけど
どうも作りもん的な重みのなさを感じることがある。
ロマン的な表現も、絵に描いたような、というか。実感を伴わないパッションというか。

今の自分にはねー1番はそんな印象なのさ。
2番の方は、もっと年寄り臭い音楽なのよね。
別の言い方をすれば、疲れを知っているといいますか。
だけどこう、若い時と違って、無様にでも、叩きつける。
そんな趣がある。特に第1楽章。
これを聞いてるとどうにも体が熱くなる。ブラームスの4番(交響曲の)を聞いてる
感じと似てるかもだ。

この曲を書いた2年後には最愛の姉ファニーが亡くなり、
その数ヵ月後に本人も帰らぬ人となるが、この曲を聴いてると、
長生きしてたらどんなに大化けしたか、と思わなくもない。

同時代人のシューマンが、メンデルスゾーンをとても尊敬していた。
実際にそれぞれの交響曲を演奏してると、メンデルスゾーンのオケは
よく鳴るし、シューマンのほうはイマイチ報われない気がする。
シューマンはどれほど「メンデルスゾーンのよく鳴るオケ(の書法)」を
羨んだだろう。と思う。
だけど。「シューマンは、書き方がどうもアレだけど、
でも、曲はいいよね!!」っていう人は大勢いると思うんだ。

メンデルスゾーンがシューマンの曲をどう思っていたか、
伝わった話を読んだことがないんで分からないけれども
彼ほどのひとなら、僕ら凡人が感じることくらい、当然感じていたのでは?
という気がする。
で、2番のトリオは、他の曲と変わらず美しく端正だけど、
それに留まらないなにかを持っている。って思ってる。

フィナーレも好きです。少し病的な熱を感じさせるテーマで始まり、
雲を透かして見えるかすかな光とか、深みのある哀愁の谷を越えた後
コーダの前に、すごく晴れやかな青空が広がるんです。
それも春や夏ではなくて、澄み渡った秋空のような穏やかな空。
何の変哲もない風景を見て、ある時なぜか、うるっときてしまうような、
そんな味わいがあります。

愛聴してんのはスターン、ローズ、イストミンの演奏です。
てかこれしか持ってないんですけど、満足。

メンデルスゾーン : ピアノ三重奏曲第1番&第2番メンデルスゾーン : ピアノ三重奏曲第1番&第2番
(1996/05/22)
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